ハワイアン航空では、機内食の監修にハワイの人気レストランのシェフを起用し、機内からハワイの雰囲気を楽しめるようなサービスに力を入れている。2018年9月1日から日本発ハワイ路線の機内食を監修しているのは、ホノルルで活躍中の、あのシェフなのだ!
ロコが大好きな家庭料理をハワイへ向かう機内で
МWレストランは2013年オープン。店名の由来は、ハワイの名店、アラン・ウォンの料理長を長年務めたウエイドさんと、ペストリーシェフとして活躍してきた妻のミッシェルさんの頭文字。そんな二人のレストランは、できるだけ地元産の新鮮な食材を使って創り出すハワイ・リージョナル・キュイジーヌ。腕前は、料理界のアカデミー賞と評されるジェームズ・ビアード賞の候補にもなったほどの実力を誇る。
ハワイアン航空のメインキャビンで味わえるのはロコモコで、ハワイではロコの大好きな料理として有名。ウェイドさんにとっても子どもの頃から食べ慣れた料理で、МWレストランでも、ハワイアン航空とは違うレシピのロコモコを提供している。ウェイドさんによると、「日本の皆さんに、ハワイのロコが愛する代表的な料理を味わってもらいたい」との思いからロコモコを提供することを決定したのだとか。
ほかにも、МWレストランには、食材や味付けにアジアのエッセンスが入った、ここでしか味わえない料理がいろいろ。ランチ時とディナー時には、前菜、メイン、デザートと代表的な料理がセットになったコースメニューもあり、おすすめだ。
日本―ハワイ線の機内食をMWレストランのウェイド・ウエオカ氏が監修
削った餅をまぶして焼きあげた豆腐を、柚子胡椒醤油ビネグレット・ソースでいただく人気のアントレ、モチ・クラステッド・ミセスチェンズ豆腐$24。なす、きゅうり、白菜のキムチとそうめん添え。
コチュジャンソースで味付けしたハワイ産の新鮮なマグロのポキとチリ風味のアボカドを、パリッと揚げたワンタンの皮にのせていただく前菜、アヒ・ナチョス$18。
トロピカルフルーツ・クリムシクル・ブリュレ$12。リリコイをシャーベットやカスタードにして、タピオカ、トロピカルフルーツと一緒に味わえる人気のデザート。
ハワイアン航空ならではのハワイスタイルのおもてなし
足元が少し広めのエクストラ・コンフォートでも、かわいいアメニティギフトをプレゼント。
上の写真は、フルフラットシートを搭載したビジネスクラス。下はメインキャビン。最新映画やテレビ番組、ゲーム、ハワイアンをはじめとした音楽など、多彩なエンタテインメントが機内で楽しめる。到着までの時間をリラックスして過ごしたい。
ゲートエージェントにチケットを確認してもらい、いざ搭乗!
クルーたちのスマイルに、搭乗した途端にハワイ気分!
ハワイのホスピタリティ溢れるサービスでお客様をおもてなし。
狭いギャレーでも、ナイスなコンビネーションでてきぱき!
乗った時からそこはハワイ
力を合わせることを意味するハワイ語「クウ・マコウ」をテーマに、シグ・ゼーンがデザインした制服を着るクルーたち。機内はハワイアン音楽が流れ、気分はすっかりハワイ!
日本語に対応した機内エンターテイメント
機内では、個人用機内エンターテイメントシステムでさまざまなプログラムが楽しめる。日本語対応しているので、映画やドラマも吹き替えや字幕で鑑賞できる。座席に備え付けられたスクリーンはタッチスクリーン式で操作も簡単。好きな時に好きなプログラムを選択、再生、停止できるから、休んでから続きを見る、というよに自分のペースで楽しめるのだ。
足元ゆったり、エクストラ・コンフォート
通常よりも約12.7cm広い、約91.44cmのゆったり足元スペース。ハワイ線では、片道1万5000円でエコノミークラスからのアップグレードが可能だ。
知ってる?ハワイアン航空トリビア
・4島で撮影したというハワイアン航空の機内安全ビデオ。このメイキングが存在するんですよ。ちょっとしたNGに笑えます。
・航空機にそれぞれ愛称があるんですって!日本とハワイを結ぶA330型機にはポリネシア人航海者がナビに利用していたという星や星座にちなんだ名が付いているそう。
「146号掲載」