ツーリストに長年愛用されてきたあのスーパーも再開発のためクローズが決定。さらに、老舗レストランの閉店ニュースにどよめきが!

フードパントリー(とその周辺)





ワイキキの中心部にあるスーパーマーケット、フードパントリーが、2019年3月末で閉店することを発表。60年にわたり営業を続けてきたが、この一帯がブルックフィールド・プロパティ社の「リーリアワイキキ」という新しい複合施設として再開発されることになったためだ。館内にある人気プレートランチ店、ハイ・ステーキも閉店。また、隣接するフードトラックの屋台村は、1月に早くも撤退となった。ちなみに、フードパントリーは、「ザ・マーケット・アット・ワイキキ」として新プロジェクト内で21年に再びオープンすることが決まっている。

カフェ・システィーナ

キングSt.に1991年にカフェ・システィーナとしてスタート。オーナーシェフのセルジオ・ミトロッティさんが、システィーナ礼拝堂のフレスコ画を天井や壁に模写して話題になったイタリア料理店だ。 2017 年に新しいオーナーが引き継いだが、経費の高騰を理由に2018年12月28日、惜しまれつつ閉店。

ウィローズ

ハワイアンミュージックの生演奏とともにハワイアン料理が堪能できるブッフェレストラン、ウィローズが、2018年12月31日を最後に閉店。約75年の歴史を閉じた。レストランになる前は、王族が住み、泉が湧く神聖な場所として、周辺の住民も飲料水をくみにやってきた場所だった。その土地の所有者、ハリー&ジャネット・ウェインバーグ財団が売却を決定したのだ。

つじ田


ワイキキ横丁内のつじ田が、2018年10月29日をもってクローズ。東京の小川町や麹町、飯田橋などに同名のつけめん店とそのほか系列ブランドも合わせて12店舗を展開、ロサンゼルスにも4店舗を展開し、東京では行列ができる店。その味がハワイで楽しめると人気だったのに…。

スパーク

プードルのオリジナルロゴでおなじみのセレクトショップ。ロイヤルハワイアンAve.沿いの店舗からロイヤル・ハワイアン・センターに移転し、営業していたが、18年10月25日で閉店。目下、新しい場所を探しているという。オーナーの目利きが光るヴィンテージも扱い、一時代を築いた店だった。

「148号掲載」

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事