「名物にうまいものなし」!?そんなことわざ、ハワイには当てはまらない!初心者もリピーターも納得のご当地グルメをずらりとピックアップ。まずは、ハワイの伝統料理からトライしてみない?
ハイウェイ・イン(Highway Inn)
70年もの歴史を誇るハワイ料理の老舗
1947年のオープン以来、地元で愛され続けてきたハワイ料理店。本店はワイパフだが、2013年にはカカアコに2号店をオープンし、行きやすくなった。伝統的なハワイ料理はもちろん、ハンバーガーやシチューなどアメリカ料理、さらに朝食にはパンケーキやワッフルも味わえるとあって、朝から夜までロコやツーリストでにぎわっている。
チキンかポーク・ラウラウに、ポイかごはん、ロミサーモンなどが付いたハワイアン・プレート$16.95。
ポイパンケーキ3枚$9.25には、ウベ(紅山芋)ソースがトロ~リ。
広いカカアコ店は、複合施設ソルトの1階にありアラモアナ大通り沿い。

電話: 954・4955
住所: 680 Ala Moana Blvd.ソルト内
URL: https://www.myhighwayinn.com
ダ・オノ・ハワイアン・フーズ(Da Ono Hawaiian Food)
ワイキキからのアクセスも便利!
50年間ローカルに愛されてきた、カパフルの有名店。創業オーナーシェフが高齢化のため、新オーナーによる営業が、ロゴも新たに2017年11月からスタート。秘伝のレシピそのままに、すべて一から手作りする伝統的なハワイ料理は、変わらぬ人気。ワイキキ東側のホテルからなら徒歩圏内だ。
リニューアル後はすっきりした内装になったと評判。
ショートリブ・ピピカウラ・ラウラウ・プレート$29.90。ポイかライスか選択できる。
新鮮なマグロの角切りを海藻とあえたアヒポケ$10.50。

電話: 773・0006
住所: 726 Kapahulu Ave.
URL: http://www.daonohawaiianfood.com
へレナズ・ハワイアンフード(Helena’s Hawaiian Food)
ハワイアンフードの魅力を全米に広めた名店
ローカル色がごく強いカリヒの町にありながら、ハワイ中のシェフが一目置く有名店。なぜなら、創業者の故ヘレンさんは、料理界のアカデミー賞とも称されるジェームズ・ビアード賞の受賞者。世界に誇るハワイアンフードを求めて、開店早々に店内が埋まる。なかでも毎日180キロ売れる名物のピピカウラ(干しビーフ)、ぜひ味わってみて。
いちばん豪華なコンボメニューD$26.45にバターフィッシュ$6.50を追加。
調理台の上で毎日大量に干されるピピカウラ。
数々の賞を受けた名店。ハワイでジェームズ・ビアード賞を受賞したのはロイ・ヤマグチ、アラン・ウォンら、ヘレンさん(写真)を入れて5人だけ。
全90席がすぐいっぱいになる。
ぶ厚く、ご馳走感たっぷりのまるでステーキのよう。ピピカウラ

電話: 845・8044
住所: 1240 N.School St.
URL: https://www.helenashawaiianfood.com
ピープルズ・カフェ(People’s Cafe)
人気ミュージシャンも御用達の老舗
1937年創業という、ハワイでいちばん古いハワイアンフード店。家庭的な料理を求めて、ひょっこりハワイアン音楽のアーティストや州知事も現われる。自慢の料理はタロイモの葉をココナツミルクなどで煮込み、イカを加えたスクイッドルアウ。タロイモの葉で豚肉を包んで蒸し焼きにしたラウラウも、日本人の口に合うやさしい味だ。
ハワイアンフード初体験なら、9種あるセットがおすすめ。なかでも一番人気はハワイアンプレート。ラウラウやカルアピッグ、ロミサーモンなどが付いて$15。
ダウンタウンの端にある人気店。

電話: 521・5552
住所: 1310 Pali Hwy.
「151号掲載」