ワイキキで暮らしているような滞在を。眺望が自慢の大人のリゾート
高級コンドホテルがモダンなレジデンスに
ワイキキビーチを一望する最高級コンドミニアム、アストン・ワイキキ・ビーチ・タワーの、約1年半にわたる改修工事が終了したことに伴い、名称をザ・レジデンス・アット・ワイキキ・ビーチ・タワーに変更して、2018年4月、リニューアルオープンした。
暮らすように滞在し、ホテルのようなサービスが受けられるのは、改装前と変わっていないが、“レジデンス”と名称を変えたことで、今まで以上にハワイの日常生活を体験できるスペースとなっている。
39階建て全140室の客室すべてがスイート。しかも1フロアにわずか4室しかない。スイートのほとんどが2ベッドルームで、バスルームもそれぞれに設備されているから、三世代ファミリーや、グループで滞在でも適度なプライベートが保たれるはずだ。プロの料理人のアイデアから生まれたという機能的なキッチンには、食洗機が装備され、また、6人分の食器や調理器具が付いている。食材を用意して料理を楽しむのもいい。キッチンやダイニングルームから見える風景も、特別なごちそうになるはずだ。リビングルームには、アイランドスタイルの家具が配置され、みんなでゆっくりおしゃべりを楽しみたい、そんな落ち着いた雰囲気がある。
マンゴーウッドがアクセントになったリビングルーム。アーバンリゾートといった雰囲気だ。
ラナイからはハワイの象徴、ダイヤモンドヘッドも見える。
リビングからもワイキキビーチが一望できる。
調理器具はひととおり揃う。日本の有名メーカーの炊飯器がある。
フルキッチンに備えられた大型冷蔵庫。到着時には水や紅茶など、ウェルカムドリンクが入っている。
マスターベッドルーム。ゆとりのスペースだ。
東側の客室は、キッチンの窓からは、ダイヤモンドヘッドが見える!
サンケア用品、マットなどのアメニティも1ユニットに1つ。
記念日を伝えておくとサービスも!
レクリエーションエリアは滞在者交流の場に
今回のリニューアルは、客室だけではなく、ロビーを含む1階共有スペースに加え、4階のレクリエーションデッキも一新した。
レクリエーションデッキはオープンエアで、プールエリアは既存のプールとジャクジーに加え、子ども用プールとカバナが新設された。またBBQグリルを備えたキッチン設備とダイニングエリアも新設。滞在者は自由に使えるので、プールエリアでBBQパーティを企画するのもいいかも。今後、このレクリエーションデッキでは、支配人主催のレセプションや宿泊者の交流イベント、アクティビティなどが開催される予定というから、楽しみだ。
ファイヤーピットを備えたテーブルもあり、その炎がロマンティックな雰囲気をつくり出す。ここでサンセットを眺めるのもおすすめだ。
さらに4階には、ハワイをテーマにしたライブラリー「アロハラウンジ」も新たに造られた。ソファや大型スクリーンがあり、滞在中に利用できるのはもちろんだが、チェックイン前やチェックイン後に、ホスピタリティラウンジとしての役割も果たすようになっている。同フロアには、更衣室やシャワールーム、ロッカーもあるので、フライトの時間に合わせてここでゆっくりくつろぐゲストも少なくないのだとか。
ザ・レジデンス・アット・ワイキキ・ビーチ・タワーには、レストランやスパ、ショップなどの施設はない。ロビーもこぢんまりとしている。でも、空港送迎手配や家族向けサービスの手配など、滞在中に不便を感じないように、スタッフがさまざまな手伝いをしてくれる。なにより、エントランスやフロントデスクで「グッドモーニング」「アロハ!」「今日はどんな日だった?」と声をかけてくれる、アロハスピリットが心地よい。
ワイキキに住んでいる、そんな感覚になる、まさにワイキキの“レジデンス”なのだ。
マスターベッドルーム(主寝室)のバスルーム。シンクは2つ、シャワーとバスタブも別になっている。
ゲストベッドルームのバスルーム。
アメニティは、世界の高級スパでも使用されているスペイン発のナチュラビセ。
洗濯機と乾燥機も各ユニット室内に完備。家族連れには便利だ。
イベントなどの案内が置かれている
4階レクリエーションデッキからの眺め。にぎやかなワイキキが眼下に。
新設のプールエリア。カバナも自由に使える。
ジャクジーでゆっくりリラックス。
BBQグリルを備えたキッチンは、予約不要で使える。
フィットネスルームも4階に。滞在中、自由に利用できる。このほかヨガルームもある。
ライブラリーのアロハラウンジ。スタイリッシュな内装だ。
4階のシャワールーム。
宿泊者は無料でDVDをレンタルすることができる。ハリウッドの新作やキッズ向けの映画も多い。
海からの風が心地よいレクリエーションデッキ。ソファでゆっくりくつろぐゲストも多い。
日本語スタッフが常駐しているので何かと安心だ。
住所: 2470 Kalakaua Ave.
料金: 1BRオーシャンビュー$750~、2BRオーシャンビュー$823~、他全140室
URL: http://www.astonhotels.co.jp
「145号掲載」