旅の目的で選べる多彩なカテゴリーリピーターが多いシティ派楽園ホテル
王族最後の継承者としてハワイの独立維持に奔走し、今もロコの敬愛を集めているプリンセス・カイウラニの名前を冠したホテル。ホテルが立つ地は、かつて彼女が暮らしていた領地アイナハウだったところ。ハワイ語で涼しい場所という意味で、ホテルの車寄せが面しているカイウラニAve.は、山のほうから海に向かって涼しい風が吹き下りてくるのだとか。
ワイキキの中心という好立地にあり、ワイキキビーチはもちろん、カラカウアAve.やクヒオAve.にもアクセスしやすいという高い利便性ながら、一歩中に入ると緑豊かなプールエリア、静かで心地よい雰囲気のロビーエリアなど、居心地がいい。ここが王家ゆかりの特別な場所であるからなのか。昔から変わらない空気が流れているような雰囲気だ。
1140室の客室は、快適性を重視したデザインとハワイらしい明るい色調でまとめられている。客室のカテゴリーが多彩で、ゆっくりホテルを楽しむゴージャスな滞在から、友人とのカジュアルな旅まで、あらゆる旅のスタイルに対応する。立地、レストランやショップなど施設の充実、そしてハワイらしいホスピタリティといった、ここでしか味わえない快適さがある。リピーターが多いというのにも納得だ。
施設面では、朝と夜のブッフェダイニング、ピカケ・テラスと、プールサイドのスプラッシュ・バーが人気。宿泊ゲストはピカケ・テラスのブッフェが大人1人につき子ども1人無料なのも、ファミリーに好評だ。WiFiルーターの無料貸し出しサービスなども行なっている。
多くのゲストでにぎわうプールは8時~19時に利用可能。カバナ(有料)もある。
フロントからエレベーターホールへと続く廊下は、明るくて開放的。
広々とした空間が広がる、タワー・ラグジュアリー・ルーム。
オーシャンフロントの客室からの眺めはゴージャス。まさにハワイという風景。
ザ・アイナハウ・プププラターはチキンウイングやココナツシュリンプなどゴージャスな内容。3~4人前で$35。スプラッシュ・バーで。
スプラッシュ・バーではカジュアルなスタイルで料理やカクテルを楽しめる。
ピカケ・テラスの朝食はオムレツステーションもあり、焼きたてを味わえる。
オープンエアが気持ちいい、ピカケ・テラス。朝食(6時~11時)は$26、6~12歳は$13。
スタイリッシュにまとめられたタワーの客室。
シティビューの客室は友人との旅に人気とか。
スプラッシュ・バーでの人気は、クラシック、マンゴー、ブラジリアンと3種のマイタイの飲み比べ。マイタイサンプラー$21。
「147号掲載」